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社長インタビュー   ceo inteview

尊敬する父の背を追い複数店オーナーへの道へ

 私は、子どもの頃から医者を目指していました。父の心臓が少し弱かったので、「お父さんの心臓は私が治す」と決意していたんです。
結局、その夢は叶いませんでしたが、大学で薬剤師の資格を取得。その知識を活かし、大手食品メーカーで商品の研究・開発に携わっていました。
二女の私が父の会社を継ぐとは思っていませんでしたが、姉と弟にはほかに進むべき道がありました。それならば自分が頑張ってみようと思ったんです。
子どもの頃から父が経営するファミマのお店によく顔を出していて、しごとの内容を身近で見てきたため、「河西家は(株)サンズありき」と自然に実感しており、それを守り継ぎたいという気持ちでした。
父の会社に入社したのは、2014年8月です。その際に「自分の薬剤師の資格を事業の成長に生かせないかとドラッグストア一体型店舗の開店を提案。2015年12月にサンズ東戸塚駅西口店をオープンしました。

働く女性を応援したい。

 私は「会社は社員のためにある」「利益は社員に還元するためにある」と話す父を尊敬しています。給与体系の充実はもちろん、家族手当や子ども手当、産休および育休制度、新婚旅行休暇などの制度も次々と整備してきました。
この姿勢を引き継ごうと、私なりの挑戦も始めています。その一つが女性社員の活躍推進です。子育てをしながら仕事ができるように「時給性、シフト制で残業なし」を前提にした新しい給与体系を作成しました。

人材不足が深刻になる中、社員を安定提起に確保するには募集の窓口を広げる必要があります。またファミマには老若男女、多様なお客様がいらっしゃるのに、店長が男性ばかりというのはいかにも不自然。女性用品の売り場づくりをはじめ、女性ならではの視点を採り入れることで売上をアップできる余地はたくさんあるはずです。さらに、こうした経営上の理由を抜きにしても、同じ女性として「働く女性を応援したい」という気持ちがあります。現在、女性社員の数は6名ですが、これをさらに増やすべく、今後も挑戦していきたいと思います。

コンビニの仕事こそホスピタリティ

 薬剤師をはじめ医療従事者には、報酬の7~9割をいわゆる健康保険、つまり国にもらっていることから、「国民のために働く」という使命感がひときわ求められます。
これは言い換えればホスピタリティの気持ち。私が医療の世界を志したのはこのホスピタリティを大切にする仕事に就きたかったという面もあります。

結果として小売りという一見まったく違う世界に身を置いていますがホスピタリティの大切さという意味では、医療の世界と違いはありません。
それどころか私たちのサービスによってお客様が喜んでくださる姿に日々接する中で「コンビニのしごとこそホスピタリティ」と今では確信するようになりました。

この規模の組織を運営するには知識も経験も足りず、まだまだ大変に思うことの方が多いのが正直なところです。

でも、自分の居場所は自分で作るしかありません。コンビニというこの誇るべき仕事を、自分自身の手でさらに新しいステージへと引き上げる決意でこれからも挑戦を続けていきたいと思います。

 

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